ARTS et MÉTIERSの誕生のきっかけとラッピングペーパーにかける想い
DESIGN PAPERSを始める約1年ほど前に、
ラッピングペーパーブランド「ARTS et MÉTIERS」を立ち上げました。
ラッピングペーパー単体での販売となると、認知され大きくしていくのは難しいと判断し、
もっと大きな枠、デザインされた紙という括りで、オリジナルに限らずセレクトもしながら、
販売していこう、ラッピングペーパーもその括りの中に入っててもおかしくないと想い、DESIGN PAPERSをオープンさせました。
それでもラッピングペーパーに対する想いは変わらない中、
久々にARTS et MÉTIERSの誕生について書いたものを目にしました。
自画自賛するようで恐縮ですが、誕生のきっかけは思い出深くとても良いきっかけだったと今でも思っているので、
紹介したいと思います。
新しいアイデアや、ストーリーはなにげない一言から閃くことがあります。
ラッピングペーパーブランド「ARTS et MÉTIERS」もなにげない一言が後押しとなって誕生しました。
毎年のクリスマス。我が家は親族に贈るたくさんのプレゼントを包むためにラッピングペーパーが必要ですが、いつも好みのラッピングペーパーを見つけるのが大変。この際、自分でラッピングペーパーブランドを立ち上げようかと考えていたある日のこと。将来は象さんになりたいと言っているようなまだ小さな息子からの何気ない質問。
「ねえ、お父さん?恐竜にも誕生日ってあるの?」
それを聞いたとたん、衝撃が走りました。
「あるよ!あるある!恐竜にも誕生日はあるんだよ(祝ってあげてないだけだけどね)!」
なんてピュアで素敵な発想なんだろう。
どんな生き物にも生まれた日はある。当たり前のことすぎて、それがその生き物にとっての誕生日でもあると考えたことは一度もありませんでした。
その言葉がきっかけとなって頭の中でぐるぐると考えを巡らせていると、ギフトというものには普遍的なものがあることに気づきました。
・誕生日はなくならない。
・贈り物もなくならない。
・贈りたい気持ちもなくならない。
ラッピングペーパーを始めるにあたって、
この一連の気づきは一つの後押しとなりました。
ビジネスの可能性として、もとても重要なポイントです。
私たちは素敵なラッピングペーパーを用意すれば、プレゼントしたいという気持ち、相手への想いを最大限に引き上げてくれる可能性があると信じています。
そして幸いなことに、国内外にたくさんの素敵なデザイナー、アーティストがいます。オリジナルにこだわらず、その方たちと一緒に進めることで素敵なラッピングペーパーを無限に作り続けることができる。そんなスキームを組んで、多くの人たちが幸せな気持ちになってくれるお手伝いをラッピングペーパーを通じてできればと思っています。
ARTS et MÉTIERSのラッピングペーパーはこちら。
https://www.design-papers.com/?mode=grp&gid=2896142